本日から9月スタート・・。
投稿日：2014年9月1日
朝・夕とめっきり涼しくなりました。
最近の気象に関しては、異常としか言いようがありませんが・・・。
グループホームに関する私の思いは、Facebookでもお伝えしたのですが、終の住処としてのグループホームを追求し始めてから、10数年が経過しました。
平成14年3月からです。
その当時は、周りの看護師仲間から大反対されました。
しかし、その頃、認知症の人に対する理解が、入院できる病院が少なかったのです。だから、やるしかなかった。
ご家族様と医師と施設側での話し合いからスタートして、ご家族様と二人三脚で多くの利用者様を看取らせて頂きました。
私が一番印象に残っていることは、不思議なことに、病院で点滴をされると大暴れする利用者様が、何故か施設内で点滴をすると暴れることなく、顔を顰めながらも、注射針を刺される痛みを堪えて下さることでした。
あの時の光景は忘れることが出来ません。
今なら、認知症の人にとって環境が変わることが、大きな影響を与えてしまうということわかるのですが、当時は考える余裕すらありませんでした。
認知症の人が安心して穏やかな生活が出来るよう・・・。
具合が悪くなったら・・病院任せ、人任せではなく、グループホームとして、認知症介護の専門性と、終の住処としての機能を果たせる、医療との連携・ご家族様との連携で、ターミナルケアの充実を図っていきたいと思います。
スタッフには苦労ばかりかけて本当に申し訳ないと思っています。
しかし、終の住処としてのグループホームのニーズは高まるばかりです。
どうか、これからもよろしくお願い致します。
土井千代子
